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2013年8月27日火曜日

伝えたいふるさとの味

6月末のことですが、いの町地域雇用創造協議会が本川の郷土料理の作り方をまとめた「伝えたいふるさとの味 ~いの町本川の四季レシピ集~」の発行を記念して、郷土料理のお弁当試食会を開催しました。

表紙
このレシピ集は159ページに及ぶ大冊子で、上述のの協議会と本川地区の方々が協同で作成したもので、私が協力隊となった去年から打ち合わせをしている場面を見かけていました。単なるレシピではなく、料理にまつわるちょっとした小話が書かれており、楽しめるよう工夫されています。今回はレシピ集を紹介することでこのメニューを飲食店で採用していただくことが主旨とのことでしたが、お弁当の販売を狙う意味もあり、お弁当がふるまわれました。

こちらが会場の様子です。参加者はいの町で飲食店を営む方々やマスメディアの方など、50人以上は参加していました。不便な本川ではこれだけの集客はなかなかないように思いますので、そういう意味でも意気込みが感じられます。


今回の試食で出たお弁当は5種類、いずれも地元の食材や古くから地域で食べられる料理を中心に作られています。容器は竹を使ったもので雰囲気を出しています。量は年配の女性向けといった感じで、山歩きのときには食べすぎにならない適度なものと思います。






いつものことながら、今回も地元のお母さんらの作る料理の味は素晴らしい!!どの惣菜も「ちょうどいい塩梅」に出来てます。私が自分で作るものはこういう繊細さがないんですよねぇ。。。

試食後「買うならいくら?」という質問が主催者側からありましたが、比較対象がどうしてもスーパーのお弁当などになり、400円程度などという辛辣な回答もありました。私も正直なところ、せいぜい500円くらいかなぁ、と思いました。私が試食したものは容器の作りが良くなくて、それが安っぽい印象を与えていたように思います。また、主菜がないのでどこか寂しいことも理由になるでしょう。
また、この試食会の後、地元の飲食サービス関係の方々と話す機会がありましたが、地元のものを出そうとすると手間がかかる割には安く見積もられるので割に合わない、と言っていました。こういったことを考えると、このまま販売となると需要側、供給側ともあまりメリットがなく、商品化は簡単ではないだろうと思います。
いずれにしても、地元の料理のレシピそのものはどこでも利用可能なので、こういった取組みによって定着していくことを願いたいです。

なお、今回のレシピは非売品ですが、いの町立図書館で閲覧可能ですので、興味のある方は是非ご覧ください。

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