本川地区はどこも山林に囲まれているので落葉や枝が大量に散乱します。それらの掃除は主に竹箒を使うわけですが、何せ大量にはかなけければいけないのですぐに箒が傷んでしまいます。なので、地域の人たちは山で余った竹を使って自分たちで使う箒を何本も作ってストックしたりしています。そこで地域の人たちに講師になっていただき、竹箒づくりをいろいろな人に体験していただこう、という企画です。
これが今回使用する孟宗竹の枝です。吾北地区の山で伐採されたものの余りを切って運んできました。実はこの作業が結構たいへんだったのですが、ここでは割愛します。
まずは地元の方のレクチャーです。作られた箒を使っていろいろとコツを教えていただきます。
実際には作る工程の前に材料選びが大切だという話から使いやすくするための一手間など、メインの作業工程以外にもいろいろな説明がありました。今回はサンプルとして何本かの竹箒が用意されていたのですが、中には一本五千円もする高級な竹箒も用意されていたのですが、地元の方々はそれを見ていろいろとダメ出しをしています。おぉ、さすが!と思わせられます。
説明を受けた後は作るのみです。参加者のみなさま、思い思いに作っています。
一番難しいのが枝を止める作業です。ここの出来が悪ければすぐに使い物にならなくなってしまうのでしっかり作業しなければなりません。紐で仮止めした状態で針金を巻くのですが、しっかり結ぶために足で抑えながらグッと針金を引いて巻き上げます。
ということでみなさんなかなかの仕上がりで作っておりました。私はというと、、、
時間切れで途中までしかできませんでした。結ぶ工程でうまくできず何度も結び直したのが主な原因です。未だ完成を見ずにいますが、近いうちに時間を作って仕上げたいと思います。
話しを聞けば、地域の人達には竹カゴなどの竹細工が出来る人もいるとのことで、それらのノウハウも伝授していただきたいと思っています。
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