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2013年4月10日水曜日

春の味覚

ひと月以上も前の話になりますが、いの町地域雇用創造協議会の催しで、本川の郷土料理試食会が行われました。

今回は私が旅行で高知に来ていた時からお邪魔している高知市内の吟醸バー「ぼくさん」のマスターに声掛けをして試食をしてもらいました。ふと思えば、私が本川の外から人をお招きしたことはこれまでになく、ある意味はじめての営業となりました。

今回の料理担当は地域のお母さんたちが集まる郷土料理研究会「あけぼの会」。以前お伝えした「キジ料理試食会」の時にも活躍しておられました。いつも美味しいものを作ってくださり、事あるごとに試食させていただける私は役得です。^^

さて、以下が今回の献立です。

つくしが取れなかったため天ぷらに「やぶかんぞうの芽」 が用意されるなどいくらかメニューに変更がありましたが本川で採れる山菜を中心に春の味覚を揃えています。

試食会の様子です。

ノビルは細い葉っぱを球根の上に巻きつけてあります。ぼくさんのマスターも細かい細工に感心していました。

写真左が雇用創造協議会イチオシのきび雑炊。独特の舌触りと出汁の旨みのハーモニー が楽しめます。不思議とご飯や日本酒が合いそうです。

左はきびご飯、アメゴの塩焼き、田楽。右は椎茸のタタキ、田いもの塩茹で、かぼちゃの天ぷら、おかず味噌、イタドリの油炒め、菜の花の胡麻和え、ズイキと山葵の葉っぱの白和え。お皿二枚では全て食べられないのでこの後おかわりしてたっぷり食べたのは言うまでもありません♪今回は試食をしながらそれぞれの料理のレシピや調理のコツについてあけぼの会の皆様がお話ししするスタイルになっており、いろいろと興味深い話しも聞くことができました。

ということで、今回の料理チャンピオンを決定したいと思います。満場一致(ただし、ぼくさんのマスターと私の二人ですが(笑))で、ズイキと山葵の葉っぱの白和えです!!山葵の香りと白和えの甘さが絶妙で何とも言えない美味しさでした。本川ではポピュラーな食べ方だとのことですが、山葵の葉っぱを白和えにするというのは私には斬新に思いました。ぼくさんのマスターもえらくお気に入りで、あるものなら買って帰りたいと言っておりましたが、残念ながら今回はないということでした。

今回の料理をはじめ、本川の味覚は道の駅木の香の「木の香市」や側の「本川直売所」などで購入できるとのことなので、ご興味ある方はぜひお立ち寄りください。ただし季節も数量も限定なのであしからずご了承ください。

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