春がやや接近してきたかなと思っていた矢先、冬が忘れ物でもしたのか、舞い戻って来ました。
本日は雪です。
最近、休耕地になっている標高役800メートルの畑の一部を貸していただけることになったので、そこでトラクターも使って、畑作業をしています。(そんな高いところで平地でハウスがあるところは珍しい!)
が、今日は去年終わりから今年のはじめの活動を紹介したいと思います。
日記みたいに書いていきたいけど、記すよりはやく日々が過ぎ去ってしまうなぁ、というか書くことを怠っているだけなのかしら。えへへ
さっそく写真をランダムに並べて、ちょっとした、説明を。。
上の写真は「森林軌道調査」です、これはその昔、本川村から、となり村の吾北村の山の中を森林鉄道と呼ばれる木材なんかを運ぶ汽車が走っていて、その軌道跡が今も山の中に残っているという話を聞いて、月一回程度していた探検散策ツアーのようなものです、この写真は山奥に軌道のトンネルを発見したもので、とっても興奮しました。
この植林の間に、べらぼうにそびえる古代遺跡のようなものは、崩れた鉄道の橋脚の残りです、山の奥の奥でこんな巨大なものに突然出会ったり、線路沿いに続く石垣、トンネル、なんかを発見しながら進むので見どころ満載で楽しいです。
いずれ山に興味がある人が集まってツアーとして定着すればおもしろいかな、と思います。
まだまだ山の経験が浅いのでもっと勉強しなくてはいけないけども。
この写真は、本川の奥の方の集落である越裏門地区の休校になっている小学校のグラウンドをなんとか活かせないか?ということで、そこに炭窯を作ろうという活動の、手伝いに行った写真です、これは炭窯の天井を一日叩きまくるという活動風景です、壁を材木で組んで、中に炭となる木を満杯詰め込んで、天井には赤土を盛ります、その盛った赤土をこの手作りの柄は何か忘れましたがヒメシャラの木がハンマー部分にあたる「槌(つち)」で叩いて、叩いて、叩きまくります!
するとおじいちゃんが、「ホレ、坊、これ使いよれ」といって渡してきたのは、ヒノキをチェーンソーグラインダーであっという間に作った巨大な「ヘラ」のようなもの、10キロ近くあるんやないか!?という持ち上げるのもやっとな巨大ヘラで、叩くハメになりました、全力でやってるとみんな盛り上がってわっしょいわっしょい。「次はワシがやっちゃろ」「ホレ代わりやぁ」ってな感じで、みんながそのヘラで叩きまくりました。
そして完成後1週間火を燃やし続けて、ようやく完成です!
この写真は炭出し作業、雪の中地域の皆さんが協力しあってなんとか出来ました。
一度火入れすれば、石窯も完成になります、これだけしっかりしてたら何年も持つでしょう。
使っていた草刈り機を、修理屋さんに持っていた時に、一応見てもらうと、中が真っ茶色!
どうも、内部でクラッチがこすれてツルテンテンになっていた模様、クラッチを換えてもらうと、エンジンの調子が全然違う!やっぱりメンテナンスはしっかりしないといけないんだなぁ。
そしてこれは、林業です、枝打ち作業ですね、3メートルの手作りのはしごを使って藪山をかけずりまわって枝を打ちまくります、この日はガクさんと余った木を仕上げました、ガクさん初チャレンジ!
これは僕の足元、高さ五メートルぐらいになるけども、何が怖いって目先の枝に集中してると、自分が高いところにいてるということを忘れてしまいそうになって、手を放してしまいそうになることです。
これは、間伐作業の一場面、雪山が多く、すごい傾斜やったり岩山やったりと、デンジャラスなシーンにも何回も遭遇しました。
実は、今は腰を痛めてしまって休ませてもらっています。(木から落っこちて腰を痛打、アホです)
これは去年12月に行った、雪山モニターツアーでの瓶ヶ森UFOラインでの写真。
除雪車まで出張っていただいた、なかなか大掛かりなツアーでした、12月から瓶ヶ森方面は閉鎖されてしまうけども、雪山を活用できないか?ということで試験的に実施したツアーでした。
あたたかい高知から、来た方はとっても驚いていました。
「高知の極北、本川へようこそ!」なんてどうでしょう。
最後に、近くのお世話になってるおばあちゃんの豆腐小屋を借りて豆腐、こんにゃく作りをした時の一コマ、本川ではこんにゃく芋が貴重なためか、豆腐に使ったおからをこんにゃくにまぜた「おからこんにゃく」なるものも作ります、だからか豆腐とこんにゃくは、一緒に作ることが多いみたいですね。
この日の晩は、ガクさんの手作り麻婆豆腐を食べさせてもらいました、生涯最高の麻婆豆腐だったんじゃないか!?ガクさんは、朝からマーボーを作って食べるくらいのマーボーマニアなんです!
では、本日はこの辺で。。