春は来るのか?と、心配しなくても大丈夫なようです、少しゆっくりだけど、去年と同じで、春はちゃんとこの山にも登りはじめてるようです。
まだまだ寒い日が続きます、前回には「火のある生活」を紹介させて頂きました、今回もその続きを書きたいとおもいます。
こないだ僕らは、家の裏のスペースに石窯を作りました、これは石窯セットを由あって手に入れたのですが、耐火レンガやモルタル、セメントで充分手造リできるとも思います。
知り合いの素敵生活をしている素敵夫婦は、石組みとセメントで立派な石窯を作ってました。
案外、この土台を作るだけでも半日少しかかってしまいました、左官作業も難しく、スキルを要するのだと実感しました。
さっそくパンを焼く!
まだ焼ききっていない写真しかなかったけど、十分に火で熱した窯に少し炭を残して温度調節をしながら蓋をしてパンを焼きます。
この温度調節が難しい!
パンの生地となる粉の配合も難しい!
発酵の具合なんこも難しい!
けども、全部適当にしてもパンにはなります、ただおいしいパンへの道はとても深いんだということがうかがえました。
もちろんピザも焼く!
ちょっと焦げちょる写真しかなかったですが、これで100点うまいです!!
家は、お風呂も薪です
夏場なんかは、外の風呂の焚口の前でぼんやり夜をながめながらコーヒー飲んで本読んだりする時間が最高の贅沢です、(これは夏の時の写真)僕は本が大好きだったけど、山に住み始めたら本は卒業するんじゃないかとも思っていましたが、全然逆に、山での生活を背景に読む本は、本当に楽しくなってしまっています。ちなみにサミュエルベケットの「ワット」です。とてつもない本です。
話がずれましたが、火がある生活はなんだか空間が楽しくなる、その空間では本や音楽の味が何倍も膨らむということです。
現在我が家では、風呂、ストーブ、窯、ロケットストーブ、で毎日のように薪を使います、林業という仕事が幸いに、間伐材などをもらってこれるからこそできることなのかもしれません。
知り合いの製材所から広葉樹なんかをもらってきたり、人からここからとっていいよという山を紹介してもらったりでやっていけています。
山から丸太を運び下ろすのが楽しいけども大変で、それを玉切って、薪割り、乾燥という工程を通してはじめて薪が使えるようになる、考えようによっては大変ですが、この工程そのものが山と生活の間に橋を架けるのではないかとも思います。
最後に、愛する我が家の横顔をお披露目します。
こんだけの薪でも一年もちません、常に補充するわけですね。
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