9月2日に地域の自主防災訓練が実施されました。
本川地区には消防署はありません。災害時には消防団を始め、地域の方々が自主的に災害対策を実施することになります。そのために必要な知識の共有や災害時の対応シミュレーション、応急担架の作り方指導などが行われました。
知識共有では地域の班分け、災害指定地域の場所、消火栓や消化器の位置、避難所の場所など、さまざまな確認事項が話されました。地域の方々にとっては知っていることの確認事項なのですが、わたしにとっては初めての情報で、いろいろと勉強不足を認識する機会となりました。
災害時の対応シミュレーションでは避難所の準備、水源の確保、煮炊きの準備、停電対策など、具体的にどのように動いたら良いのかを実際に考えるワークが実施されました。何をするのかはだいたい想像つきますが、実際にどのような順番で確認事項をこなしていくべきか、結構難しいですね、実際に考えると。
担架の作り方については仁淀消防署の方々に実際に指導を受けながら作る練習が行われました。
上記写真は竹の棒とロープで作った簡易担架です。他にも竹の棒と毛布で作成する簡易担架、毛布だけで運ぶ方法などの説明もされました。また、運ぶ場合の注意点の説明もあり、非常に興味深い内容でした。本川地区は平地が殆ど無いところなので急斜面を担架で運ぶようなことも考えられますが、もうそれはケースバイケースで考えるしかない、とのことでした。もうこれは経験値を増やすしかないですね。
こうやってたくましい地域が出来上がっているのだな、と改めて思うのでありました。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。