というのも、この時期の本川周辺での林業は斜面の条件が悪く、積雪していたら地面が凍っていたりして非常に危険なのです。今回の作業は「枝打ち」で、間伐に比べれば安全に作業でき、場所場所もそれほど厳しくなく、かつ天候の良い日に作業ができることになり、現場へ訪問とあいなりました。
ちなみに、枝打ちとは製材に適した木になるようにあらかじめ枝を切り落としておく作業です。枝の部分は製材したときに節となって残ってしまうため、枝打ちにより節を出にくくしておくことで製材としての価値を高めることができるそうです。
さて、現場の話しに入る前にまずは準備についてです。スギやヒノキの中ほどにある枝を切るわけですから高いところへ登らなければなりません。そこで登場するのがはしご。最近の林業の現場ではアルミ製の軽いはしごがよく使われるらしいのですが、私がお世話になっている親方さまのところでは手作りの木製はしごが標準。木を切る仕事をしているならば切った木を有効活用しない手はないということでしょうか、まさに地産地消。ということで、私もまずははしご作りから入ります。
はしごは以前けんちゃんが先行して作っているので、私はそれを見本にして作成します。はしごの全長は3m。それに6つの段をつけていきます。はしごの終端は地面に刺して固定しやすいように先細りにし、先端にはロープを引っ掛けるための溝をつけます。そしてできたのがこれ(使用後の写真ですが)。
薄暗くて見辛い写真ですが、ぱっと見は普通にできているようです。近くで見るといけないところ多数なのですが、一度使った限りでは問題ありませんでしたので、しばらくは使っていけそうです。
次に、これはオマケなのですが、枝打ちの作業では手首を傷つけてしまうことが多いらしく、手首を保護するようなものがあったほうが良いというアドバイスをもらいました。しかしながらそんなブルジョアなアイテムを購入するような経済的余裕が無い私は、こんなものを自作してみました。
おわかりになりますか?穴が開いた靴下の片割れをかかとのところで2つに切ったものです。見た目は猛烈にカッコ悪いのですが、手首を守るためだけならばこれで十分です(カッコつけたところで誰も見ていないわけで。。。)。早速装着してみます。
どうですか、この自然なフィット感(笑)。靴下の半端ってなかなか再利用しにくいですよね。ケチ根性丸出しな私にとってはグッドアイデアです。
この他にも切っている間に舞う木屑から目を保護するためのゴーグルか何かがあったほうが良いとのことでしたが、透明シールド付きのヘルメットを支給されているので、これは省略。初心者ながらに準備万端で現場に向かうのでした。
長くなりそうなので、続きは次回にします。
はしごは以前けんちゃんが先行して作っているので、私はそれを見本にして作成します。はしごの全長は3m。それに6つの段をつけていきます。はしごの終端は地面に刺して固定しやすいように先細りにし、先端にはロープを引っ掛けるための溝をつけます。そしてできたのがこれ(使用後の写真ですが)。
薄暗くて見辛い写真ですが、ぱっと見は普通にできているようです。近くで見るといけないところ多数なのですが、一度使った限りでは問題ありませんでしたので、しばらくは使っていけそうです。
次に、これはオマケなのですが、枝打ちの作業では手首を傷つけてしまうことが多いらしく、手首を保護するようなものがあったほうが良いというアドバイスをもらいました。しかしながらそんなブルジョアなアイテムを購入するような経済的余裕が無い私は、こんなものを自作してみました。
おわかりになりますか?穴が開いた靴下の片割れをかかとのところで2つに切ったものです。見た目は猛烈にカッコ悪いのですが、手首を守るためだけならばこれで十分です(カッコつけたところで誰も見ていないわけで。。。)。早速装着してみます。
どうですか、この自然なフィット感(笑)。靴下の半端ってなかなか再利用しにくいですよね。ケチ根性丸出しな私にとってはグッドアイデアです。
この他にも切っている間に舞う木屑から目を保護するためのゴーグルか何かがあったほうが良いとのことでしたが、透明シールド付きのヘルメットを支給されているので、これは省略。初心者ながらに準備万端で現場に向かうのでした。
長くなりそうなので、続きは次回にします。
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