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2015年3月末で管理人は任期を終えたため、更新を無期限休止します。気が向いた時に更新することがあるかもしれません。(2016/2/14)

2013年12月28日土曜日

【100回記念】本気で自分とその周辺を振り返ってみた

今日は本川の話しではありませんが、ご了承ください。

この記事で、ブログの投稿数が100本目になります。約3割は元相棒のけんちゃんが書いたものですが、よくここまで続けられたと思っています。

このブログはもともと本川の情報ポータルを目指して起こしたものなのですが、入隊時のイメージと実際の取り組みが大きく異なっていたため、イベントや仕事の紹介を中心としたものになっています。二年目となった今年、去年アップしなかったイベントを紹介して年中行事はほぼ網羅した感があります。そして8月末にけんちゃんが卒業したことをきっかけに、ここには書いていませんが、私の活動は定住のための収入を得るための活動へと大きくシフトしました。現在の私の活動はパブリックにPRするような性格のものではないのでここに挙げるつもりはなく、正直なところブログのネタも尽きてきました。月4本の記事をノルマにしてきましたが、これも良くても今年度が精一杯かもなあ、などと何となく思っている次第です。

そんな中、改めて自分とその周辺を見渡してみると、ふと思うことが多々あります。その中でも特に思うのが、産業振興の話しになると全てが絵空事になってしまうことです。そもそも問題提起が正しいのか、問題提起と解決方法に適合性があるのか、その方法は実現可能なのか、どういうプロセスで実現していくのか、などなどと言った話しは聞いたことがありません。また、それらを批判する声もあるわけですが、それもまた現実世界とはかけ離れたステレオタイプ的な空論に過ぎず、ただの評論なのです。究極的な発言が「もう根本的に変えなければいけない」というものです。はっきり言いますが、恐らくこの発言をする人は状況を変化させることを経験したことがないのでしょう。そして全てを真っさらにして始めることがどれだけ苦しいことなのか全く理解していないから言えるのです。

これから私が扱っていくつもりでいる商品やサービスがいくつかあるのですが、それらを実際に数字にしてみると、概算を出しきるまでもなく儲かりません。やり始める前から「こんなものでどうやって生きていくんだ?」と思ってしまうものばかりで正直なところ考えるだけで吐き気がしてきます。本当に工夫を重ねてニーズに合う付加価値の高い商品やサービスを提供していかなければならないことを痛感します。私の現状はまだ何も考えられていない状況ですが、それでも考えれば吐き気がするほどのプレッシャーを感じます。では、産業振興に関わる人達の中でどれだけ吐き気がするような思いをしながら事業を考えている人がいるのでしょうか?

「私のことを理解してください、認めてください」などと言い続けてみても何も変わりません。自分自身で考え、理解し、行動し、反省する。この繰り返しを続けてやっていかなければならない、そしてマーシャル曰く「Cool Head,but Warm Heart.」を忘れてはいけない、と自分に言い聞かせていく所存です。

というわけで、最後に「ラインホールド・ニーバーの祈り」を紹介して、今年の最後の投稿を終わりにしたいと思います。それでは皆様、よいお年を。

神よ

変えられるものを変える勇気を与えたまえ

変えられないものを受けいれる冷静さを与えたまえ

そして
変えられるものと、変えられないものとを
見分ける知恵を与えたまえ

2013年12月25日水曜日

初心者、林業の現場に行く ~ 植え付け特別編

ページアクセス数を見る限り意外と人気がある「初心者シリーズ」、今回は「植え付け特別編」と題し久しぶりにお届けしたいと思います。

なぜ「特別編」なのかと言えば、理由は2つあります。1つは、今回の現場はあまり地ごしらえがなされていないことにあります。以前地ごしらえの様子をご紹介しましたが、植林は地ごしらえとセットで語るほうが初心者らしい考察が書けるはず、と判断したためです。もう1つはその作業内容にあります。今回もいつもの親方様のところでお世話になっているのですが、植えた苗に鹿よけのカバーをつける工程があり、この作業は親方様のところでもそれほど経験がないそうで、私はカバーの取り付けに係る作業を担当する予定だったからです。そう、その予定だったのですが。。。

さて、今回の現場はこんな感じです。

高知の林業の現場は基本的に傾斜地と思っていただいて間違いない、ということはさておき、見事に「切りっ放し」になっていることがお分かりかと思います。本来は植え付けの前に枝などをまとめて整理する「地ごしらえ」があるわけですが。。。傾斜もここはかなり緩斜面ですね、写真が左に傾いているだけかもしれませんが。今回は、ここにクヌギの苗を植え付け、その苗1つ1つに鹿よけカバーを取り付けていきます。

私の主な作業の、苗の植え付け後のカバー取り付けについて説明します。作業は大きく3工程あります。苗を挟むようにポールを2本立てる、苗にカバーをかける、カバーをポールに結びつける、の順に行っていきます。この作業、実際には人海戦術で作業を分担しつつ効率的に行っていきます。カバーを組み立てる(組み立て式なので)、苗のある場所にポールとカバーを配置する、ポールを立てる、カバーを取り付けるが主な分担になります。初日は私はポールを配る担当となったので、とにかく斜面を移動しまくりです。2日目は主にカバーの組み立てです。こちらは立ち止まっての作業ですが、配ることを配慮するので、組み立て前のカバーを大量に持って移動する必要があるため作業効率を考えながらする必要があります。

そんなこんなで、作業後はこのような状態になります。

決してアヤシイ儀式が始まるわけではありません(笑)。ちなみに、見難いですが写真左手前にポールを立てたところまでの状態になっているものが見えます。このポールを立てる工程がなかなか大変で、地中にポールを立てた後、ハンマーで叩いて固定します。私が担当していたらすぐに握力がなくなってしまいそうです。。。

3日目は多くの時間に資材の運搬に使いました。現場はかなり広い急斜面のため、現場下部へは親方様手作りの矢倉に架線を引いて運びます。架線の写真がなくて残念なのですが、ご了承ください。

そして4日目、なんと私が苗の植え付けすることになりました。苗は現場に運ばれれば何日も放置できるようなものではないので、植え付けを早めに終わらせるために私も作業することになったのです。
苗の植え付けは、鍬で穴を開けて苗を立て、そこに土を入れて足で踏み固めます。これが苗を立てた状態。

何だか根っこの部分が出ているように見えますが写真のマジックです。ここからさらに土を上部から掘って穴を埋めて固めます。それがこれ。

しっかり固めるためには地表の柔らかい腐葉土を地中にあまり入れないようにする必要があります。腐葉土は栄養価が高いが柔らかいですから踏み固めるためには向かないそうです。

こうやって作業を進めていくわけですが、慣れてくると鍬を一回入れて、そこに沿って苗を入れ、少量の土で埋めて踏み固めるようなことができるようになってきます。そうやって淡々と作業を進めていきます。そしてふと辺り見ると雄大な景色。

こうして午前中の作業を終えて親方様と植え付け本数の話しをしました。するとどうも私はほぼ一人役に近い仕事量とのことで、親方様の予想比ほぼ3倍でした。去年の夏、開梱のために竹の根を何本も切りながら農作業をしていた経験がここに来て生かされたようです。こうして私は午後も植え付けの作業をすることになりました。現場に慣れたプロと同じ作業を続けなければならないので疲労度もピカ一!終盤はヘトヘトになって一日の作業を終えるのでありました。

現場を離れる前には美しい夕日が。

こうして初心者の林業体験もまだ続く予定なのであります。

この現場では、他にいくつもネタになる話しがあるのですが、それはまた別の話し。

2013年12月20日金曜日

本川での定住を真剣に考える ~ 仕事編:地場産業を超えて

 都市部で生活する人々にとって、田舎暮らしのイメージといえばやはり農業をはじめとする第一次産業に従事しながらの生活になると思います。しかしながら、現実問題として町の仕事に慣れた方々が未経験でいきなり第一次産業で成功するというのもそれなりに高いハードルだと思います。
 そこで都市部の生活に慣れた方に比較的無理の無い移住の選択肢として、本川の地場産業に直接関わりのない就職について言及したいと思います。

1.非営利団体など
  • 公務員
    本川において最も安定収入を期待できる仕事は言わずもがな公務員。どのような公務を目指したとしても狭き門の採用試験を通過しなければならないので難易度は非常に高いが、地域おこし協力隊を始めとする移住支援制度で地域に入りつつ公務員試験の対策をすることは現実的に可能ではないだろうか。
  • 各種団体/法人
    公務員でなくとも公共性の高い団体への就職や、非営利法人の設立なども有力候補になるだろう。特に、観光関連では四国山地の大自然を活かした事業の可能性は大いにあると考える。
2.近隣都市(西条市など)への就業
中国四国で最大級の工業地帯かつトップクラスの工業出荷額を誇る愛媛県西条市は本川の中心地である長沢からクルマで40~45分。手頃な通勤時間で通うことができる西条で職に付き、町の仕事をしながら本川の自然の中で生活する、という選択肢は地場産業に従事するよりも現実的と言っても過言ではない。また、90分以内の通勤時間で考えればいの町を始め高知市、今治市、新居浜市まで視野に入れることができる。

自然の中での暮らしには憧れるが第一次産業や山の仕事はちょっと、という人でも本川ならば山の自然に囲まれた生活を堪能することができる。

※入手できれば、西条市の職種別有効求人倍率を掲載する予定です。



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2013年12月16日月曜日

冬山体感モニターツアー2013

いの町観光協会主催の「冬山体感モニターツアー2013」が開催され、私も一部同行したので簡単に紹介します。

いの町の最大の観光資源の1つである「瓶ヶ森UFOライン」は標高1500m付近の雄大な山の中にある舗装道路で、自動車に乗ったまま山の景色を堪能できることで、春先や紅葉のシーズンには多くの観光客で賑わいます。
この道路は11月終わりから4月はじめの期間は四国中最大量の積雪とそれによる崩壊などにより危険なため閉鎖されます。しかしながら四国高知にありながら冬山の魅力を伝えられないことはもったいない、ということで、閉鎖中のこの道路を専用バスで通り冬山を体験してみよう、というモニターツアーが開催される運びとなったようです。

というわけで、主に二回目(12/14)の模様を写真でお伝えしたいと思います。

まず、こちらがUFOラインの入り口がある寒風茶屋駐車場付近の様子。ここまでは通常、一般車両も通年で入ることができます。ご覧のとおり、この時点でそこそこの積雪です。

天気が良いとUFOラインから土佐湾を臨むことができます。ここまではっきり綺麗に土佐湾が見れることはめったにないように思います。やはり冬場ならでは、ということでしょうか。

除雪待ちの停車中に窓から手を出して稜線を撮影してみました。ここまで稜線がハッキリ見えることもなかなかありません。












自念子ノ頭。この東側からの登山口が少し開けており、そこが今回の目標地点となっていました。






















スノーシューです。今回は目的地の手前で参加者の方々にスノーシューを履いていただき、目標地点まで歩いていただくことになりました。





















スノーシューと戯れる参加者の方々の様子。





これは一回目の写真につき雪が少ないのですが、ここが目的地で、右手に見えるのが東黒森です(頂上ではない?)。希望者はここをスノーシューで少し登っていきました。




目標地点で待機中の私、手のひらサイズの雪だるまを作りました。パウダースノーで固めるのが大変なので時間がない中で何とか形にした、という程度のものですが。でも、頭をよ~~~~~~~く見ていると、顔が見えてきますよね?






これも一回目の写真ですが、好天によりシャーベットになった雪。美味しそうに見えるのは私だけでしょうか?(笑

というわけで、当日の様子を簡単に紹介しました。参加者のみなさんは高知ではめったに見られない雪に囲まれ、それぞれが楽しんでいたように見受けられました。はてさて、このモニターツアーを次に繋げることができるのでしょうか?

それはまた、別のお話し。

2013年12月7日土曜日

森林軌道調査

先日、森林軌道跡の調査に行って来ました。

森林軌道とは木材搬出のための鉄道で、明治時代に日本全国に建設されました。林業で栄えた本川にも当然のごとく森林軌道が建設されましたが、道路網の発達により、今はその痕跡が山の中にひっそりと残されているのみとなりました。

今回私達はその跡地の調査に行ったわけですが実はこの取り組みは去年(2012年)の11月から継続して実施していました。その範囲は本川にとどまらずいの町内で主要な森林軌道が通っていたエリアで、旧吾北村のエリアと本川を調査対象としていました。その調査も今回が11回目、最後の調査(の予定だったが、、、)ということで、その様子を簡単に紹介することにしました。

ちなみに11月30日にはこの調査を観光に活かすためのモニターツアーが行われ、スタッフ含め30人を超える方々が参加しました。紅葉などとセットにすれば非常に面白いものになるのではないかと思われます。今後に期待です。

というわけで、以下、写真をご覧ください。

 これは軌道に入る前に見つけたほおずき。スマホでもハマるとそこそこに綺麗な写真がとれますね。

 何故か今咲くツツジを発見。崖を来に捕まって手を伸ばしての写真につきわかりにくいですが、中央下に花が見えるかと思います。

 軌道を歩く道中。ここは既に植林地帯になっており、伐採後ですね。

 前の写真のところを進行方向から撮った写真。どこが道だかわかりますか?

 いきなりですが、橋脚の跡から突出したレール。

 本川の川はいつも美しい。

崖からレールがぶら下がっています。

 本川での渓流歩きの最新流行(笑)。本川にお越しの際は、みなさん是非このように渓流で石を立ててください。

 橋脚の石垣がはっきり残っています。

 突如足元に現れたレールの断片。

 真ん中やや上に枕木。

 この切通しを作るためにどのくらいの労力が必要なのだろうか?

 キノコではありません(笑)

分岐していたようですね。こんなものが見つかるのは初めてでした。

ステキな休憩スポット。

 川を渡すための橋脚。ここは両岸ともしっかり石垣が残っています。

 レールが宙に浮いている様子。わかりますか?

 レールにしがみつく木(笑)

  枕木まで宙に浮いています。

上部が石垣、下部は崩落。こんな光景もなかなか見れません。

レールだけが川を渡っています。哀愁を感じさせます。

大きく崩落した石垣の道。谷の増水などで崩落したのでしょうか?

というわけで、今回は普段にも増してレールとの出会いが多い調査となりました。大抵のところではレールは撤去されているので見ることが出来ないのですが、今回は撤去されていないエリアがあったため、このようなことになりました。他のエリアでは隧道や炭窯などの建造物の跡が見られ、時代を感じながら歩くことができます。しかし、森林軌道跡は整備されて道ではなく、ご覧の通り、山歩きに慣れない方には非常に危険です。不慣れな方の単独侵入はくれぐれもお止めください。

今回の現場に案内することは難しいですが、森林軌道ツアーにご興味のある方はいの町役場本川総合支所などにお問い合わせください。

2013年12月4日水曜日

本川での定住を真剣に考える ~ 番外編:筆者が感じる地域コミュニケーション

都会の人が田舎暮らしを真剣に考えるにあたり、もっとも心配なことの1つに地域でのコミュニケーションがあるのではないでしょうか?田舎暮らしの現実を暴露するような話しは書籍やインターネットを見ると枚挙にいとまがないくらいです。私が知るかぎりでも『田舎暮らしに殺されない法』や日刊SPA田舎暮らしに関する記事の数々は私が読んでいても笑うに笑えない現実を示唆していると思います。

では、本川はどうなのか?と問われれば、私の答えは「比較的やりやすい」です。

もちろん本川でも都会の人が気にすることはあります。クルマがないとどこに行っていたか尋ねられるし、それが長期間ならば「何かあったのでは!?」などとちょっとした騒ぎになります。必要以上と感じるくらいに個人的なことを心配して助言してくださる方もいます。派閥のようなものを匂わせる発言も聞いたことがあれば、ちょっとした悪口の類も聞いたことがあります。しかし、執拗な嫌がらせや村八分のようなことは聞いたことがありません。

定期的な会合も過度にはなく、イベントを欠席しても誰も文句を言わないどころかイヤミを言われたこともないです。むしろ「お手伝いしなくていいの?」と思ってしまうこともあるくらいです。消防団も今のところお断りしていますが、それによって敬遠されているようでもありません(まあ、団の方々は面白く無いでしょうが)。あまり地域に溶け込んでないように見受けられる方々もそこそこの距離感で生活しているようです。そして、本川には他所から来た方々が私が知るだけでも何世帯かありますが、それらの大半は地域に極端に染まっているようには見えず、それぞれが普通に生活しているように見えます。なんのコネもなく他所から来た方々は移住支援制度の類を利用して来た人たちなので突如ひょっこりやってきた人とは違うでしょうが、いずれにしても外からやってくる人に比較的寛容な雰囲気を感じます。

地域の方々が他所から来る人に比較的寛容な理由を私なりに考えてみると、以下の2つのことが関係しているのではないかと思いました。
  1. 戦前のダム工事の影響による急激な人口増を経験しており、他所の人が入ってくることに免疫がある
  2. 観光客相手の商売を経験している人が多く、他所の人とのコニュニケーションに慣れている
大幅な人口増については以前このブログで紹介していますが、もともと1800人ほどだった人口が一挙に5000人程になり、本川は他所からの居住者のほうが多くなるという状況になりました。そのような中で地域の方々はそれに対応せざるを得ないですから、他所からの居住者との共存を経験し、その文化が現在のスタイルに継承されているのかもしれません。

この話しは私の知識と経験の中だけでの話しであり、その内容を保証できるものではありませんが、他所の地域おこし協力隊の話しを聞いていても私はやりやすい環境でやらせてもらっているな、としみじみ感じます。


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2013年11月29日金曜日

「ハッピー四国」植樹祭 in 【花(か)の香植物園】

11月16日に「ハッピー四国」植樹祭 in 【花(か)の香植物園】が道の駅木の香で行われました。

「ハッピー四国」とは四国コカ・コーラボトリングが「四国の皆様と共に四国の”皆様”をハッピーに」というスローガンのCSR(企業の社会的責任)活動です。詳しくはこちらを御覧ください。

そして「ハッピー四国植樹祭」はその植樹イベントです。今回は地元の中学生による太鼓や地元の料理がバイキング形式で振る舞われました。

さて、植樹祭の様子なのですが、実は私は当日、駐車場の誘導員を担当しておりまして、どのような様子だったのかサッパリ分かっておりません。。。ですので、その様子も四国コカ・コーラボトリングさまのこちらを御覧ください。

いくらなんでも全て四国コカ・コーラボトリングさまに頼りっきりでは何なので、役場で撮影した写真をいくつか。





本川はもうすっかり冬になりました。

2013年11月18日月曜日

本川での定住を真剣に考える ~ 仕事編:地場産業(サービス業、第二次産業)

本川には瓶ヶ森をはじめ、四国山地の山々を楽しむための登山道や瓶ヶ森から寒風山の麓を通る自動車道の瓶ヶ森UFOライン(町道瓶ヶ森線)など、山の恵みを活かした観光スポットが存在する。そのため、観光客をターゲットにしたサービスや道路や施設を維持するための土建業が営まれている。

1.サービス業
  • 山岳ガイド
    県内外の観光関連企業のツアーや宿泊施設の付随サービスなどで、山岳ガイドを連れた山歩きが行われている。ツアーを開催する企業から地元のガイドに声がかかることもあるが、件数は年間数件程度で、ガイドを専業にできるような状況ではないのが現状である。
  • 宿泊施設
    本川地区には主に観光客をターゲットとした宿泊施設がある。
     ・山荘しらさ(寺川:喫茶/宿泊)
     ・木の香温泉(桑瀬:レストラン/宿泊)
     ・木の根ふれあいの森(戸中/キャンプ・バンガロー)
    木の根ふれあいの森については、ハイシーズンに従業員を募集している。
  • 飲食関係
    上記の山荘しらさ木の香温泉(道の駅木の香)でも飲食ができるが、他の飲食店は以下の通り。愛媛川からの観光客がアクセスしやすい寒風山トンネルの付近に多い。
     ・一の谷やかた(桑瀬:食事)
     ・よっていき屋(桑瀬:食堂/おみやげ)
     ・本川直売所(桑瀬:軽食/野菜などの産物)
     ・であい(桑瀬:喫茶/軽食)
     ・時屋(中野川:日本そば)
     ・うの花(長沢:喫茶/ランチ)
    2.第二次産業
    • 製造業
      本川ではおみやげ品としていくつかの加工食品が製造されている。いずれも有志による地場産品開発の取り組みで、生産規模はそれほど大きくない。
       ・アメゴの甘露煮や生姜煮などアメゴ加工品(本川漁協)
       ・吉野川源流せんべい(四国のてっぺん)
       ・わさび漬け(寺川わさび生産組合)
      ちなみに「わさび漬け」とは酢醤油などの調味料に葉わさびを漬けたものである。
      生業として、今話題の「食の6次産業化」に取り組む場合、その下地となる環境が整備されているとは言いがたく、材料調達や販路確保にそれ相当の努力を要すると思われる。
    • 土木/建築業など
      地区の生活道や観光道の維持は主に地元の土建業者や生コン会社によって行われている。就職先として考えた場合、タイミングと能力がマッチすれば就業の可能性もあると思われるが、そのタイミングがあるかが一番の問題だろう。
      この他に、道路の草刈りや施設の清掃などの業務を町が地区内で募集しており、地域の方々が業務に従事して生活の足しとしている。

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    2013年11月13日水曜日

    本川での定住を真剣に考える ~ 生活編:生活環境について

    本川の生活環境について簡単に紹介します。

    1.概要

    本川地区は四国山地の麓にある山岳地帯で生活圏は主に標高600~800mの高地にあり、生活区域は大自然に囲まれ、町中や住宅地とは全く違った雰囲気の中での生活となる。2013年現在で人口500人強程度の地区のため商業的な発展は進んでおらず、コンビニや居酒屋、カラオケなど今どきの町中に必須とも言える店舗は地区内にはない。その代わり、山歩きや川遊びは手軽に楽しめ、野鳥や山野草の観察にはうってつけである。

    2.気候

    夏は冷涼であるが雨量が多く、冬は寒冷で量は少ないが積雪もある。夏はエアコン好きの私がそれを必要としないほどだが、冬はそれなりの装備が必要と思われる。間伐などによって不要となった木材を利用し、薪ストーブを焚く家も散見される。

    3.ライフライン/公共機関
    1. 電気/ガス/水道
      本川地区は戦前にダム工事で栄えた所で、現在も四国電力の事業所が存在する。なので山岳地帯ではあるが電気トラブル時の対応は非常に早いという印象(過去一度、停電があったが1時間余りで普及した実績がある)。ガスは言わずもがなプロパン。上水道は、一部の集落では町の管理外になっているが、それらの集落でも通常の飲料水供給施設と同等の施設が設置され、集落単位で運用されている。下水道は合併処理浄化槽を戸別で設置しているケースが多いが、地理的/物理的条件で設置できないケースもある。また、新規で合併処理浄化槽を設置する場合は町の補助を受けることができる。
    2. 交通網
      本川地区には鉄道は通っておらず、遠方への移動は基本的に自動車の類を利用することになる。高知県側からは県交北部交通のバスが一日4本程度往来している。愛媛県西条市側からは、寒風山トンネルの手前1km程度のところにある川来須バス停まではせいとちバスが一日一本往来。ただしそこから徒歩となると5km以上ある寒風山トンネルを歩かなければならず、あまり現実的ではない。地区内は嶺北観光自動車が3本の路線を通しているが、生活用、観光用、どちらとしてもあまり利便性の良いものではなく、大部分の住民は自家用車で移動している。
      道路について、主要道は国道194号線が南北に延びる他、各集落間の道路はほぼ舗装られており、未舗装の道路は林道などの作業道と集落内の路地以外はほとんどないと言って良い。積雪の際も除雪作業は早く、自家用車があれば移動の困難はほとんどないと言える。
    3. 医療機関
      本川地区のほぼ中心に位置する長沢に町立診療所があり、週4日(平日)に診察を行っている。また、週に一度、上本川及び下本川で出張診療を行っている。
    4. 学校/保育園
      公立の保育園、小学校、中学校が長沢にある。小中学校の生徒については遠方であればバス通学が可能だが、バスの待合所までは各自出る必要がある。
    5. 郵便局
      脇ノ山、長沢に郵便局、越裏門に簡易郵便局がある。本川地区は吉野川の流域毎に上、中、下と分けて語られることがよくあるが、それぞれの流域に設置されており、特別な不便を感じることはないと思われる。
    6. インターネット
      詳細な調査は実施していないが有線接続はISDN以外ほぼ絶望的で、特定の地域を除けば有線ブロードバンドを利用することは難しい。
    4.買い物関連
    1. 地区内
      地区内での買い物については、農協を含む5つの商店で(上本川1、中本川2、下本川2)、ちょっとした日用品の購入は可能である。また、寒風山トンネルにほど近い場所に直売所があり、地域の産物などを購入することができる。さらに株式会社サンプラザが移動販売を実施しており、週2日は各地区で販売を行っている。
      また、食事ができるお店については地場産業編の飲食関係の項で紹介しているので参照のこと。
    2. 地区外
      本川に住む人々の大半は愛媛県西条市に出て買い物を済ませている世帯が多いと思われる。本川の中ほどにある長沢地区から西条市まで約40分、いの町までは約50分だが店舗数や種類は圧倒的に西条市が多く、必要なものは西条市でたいてい揃えることができる。


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    2013年11月5日火曜日

    本川での定住を真剣に考える ~ 住居編

     本川地区で定住するにあたり最も悩ましいのが住居だと個人的には思っています。そもそも本川地区は平地が少なく住居に適した場所が少ないため、なんのコネもなく平地付きの土地を購入するのは大変です。また、少なくとも現状では空家調査を行っている機関はなく、空家を借りることも困難です。

    現在私は町営住宅に住んでいますが、将来は畑や作業ができる土地がある平屋に居を構えたいと思っています。でもこれはちょっと贅沢かとも思っています。特定の集落に住むことを前提にした場合、本気で考えれば何とかなる、と集落の方々は言ってくれていますが決して楽観できるわけではありません。したがって、公営住宅に住みつつ引越し先を粘り強く探していくことになると思います。

    1.賃貸:公営住宅

    本川地区には町営住宅(3階建てアパート)がある。全12世帯の3LDKで、現在は私を含む11世帯が入居。町営住宅だけにしっかりした作りだが築年数なりのヘタリはある。町営住宅は町の審査が通れば入居可能だが、いわゆる都市部の人たちが連想する田舎暮らしのイメージとはだいぶかけ離れた生活環境になるだろう。
    他に休校となっている学校の教員住宅が空いており、集落の方々はこれを活用すればいいじゃないかと言っている方が多く、条件が揃えば利用できると思われる。ゆけに公営住宅の類はポテンシャルとしてはまだ余裕があるだろう。

    2.賃貸:一軒家/平屋

    概要で書いたとおり、一軒家の賃貸は特別なコネでもない限り難しいのが現状。空家と思しきは少なからずあるようですが家主がときどき帰ってきて利用しているところが散見される。また、トラブルを敬遠して知らない人に貸したがらない家も多いのではないかと推測される。平屋を賃貸で、と考えるならば家主との信頼関係をある程度構築する必要があるのではないか。

    3.購入

    知人を通じて購入するような方法を除けば、土地及び家を購入することを検討した場合2つの選択肢が考えられる。1つは分譲地の購入、もう一つは売出し物件の購入。
    本川の脇ノ山地区には住宅用の分譲地があり、現在も空きがある。分譲地に家を建てる財力があるならば選択肢の1つになるだろう。
    売出し物件については不動産会社が売りに出しているものが現在2つほどあるようだ。これらは集落の真ん中にあって隣の家と密接しており、やはり都市部の人が連想する田舎暮らしのイメージとは異なる上、価格もそれなりのものである。

    定住を目指す場合は公営住宅で生活するか、私同様、公営住宅に住みつつ別の場所を探していくような方法が無理のない方法ではないでしょうか。



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    2013年10月31日木曜日

    本川での定住を真剣に考える ~ 仕事編:地場産業(農林水産業)

     「田舎といえば農業、田んぼに囲まれての生活」というイメージを持っている人は多いかと思いますが、山岳地帯の本川には田んぼはなく、畑も小規模なものしかありません。農業で生計をたてている世帯も少なく、農業をしている世帯でも家庭菜園の延長でわずかながら余った作物を直売所などで販売するくらいの世帯がほとんどです。では、本川ではどのような産業が営まれているのか、ここでは農林水産業について簡単に紹介したいと思います。

    1.林業
     森林率が87%にも及ぶ本川で長らく主力産業として営まれている林業。現在でも大小さまざまな事業体が本川やその周辺での事業を行っている。本川やその周辺の植林地帯は当然のごとく山の斜面。機械による自動化が困難なため、さまざまな状況に対応できる職人が活躍する現場である。
     産業に乏しい本川で恐らく唯一、事業体への就職が期待できる業種ではないだろうか。実際に県外から人材を募集する企業もあり、また、「緑の雇用」などの制度で本川に定住した人もいる。

    2.農業
     
    87%の森林率からも想像できると思うが、本川は平地が少なく農地に適した土地も少ない。もともと焼畑で稗や黍(キビ)などの雑穀を育て自給自足していた土地柄であり、営農は過去には盛んに行われていた時期もあるが、現在ではごく一部の農家のみが営んでいるに過ぎない。耕作放棄地もあるが小規模なものが点在しており、収穫量の面で不利な条件となっている。また、サルやイノシシなどの鳥獣被害も多く、山間のスペースの小さな畑、という立地上、鳥獣対策の面でも不利である。
    • 野菜類
      かつてはししとうやしいたけ、わさびなどが主力作物として育てられていたが、現在ではごく一部の農家で営まれているに過ぎない。現在では地区の名産である「本川じゃがいも」をはじめきゅうり、田芋(サトイモ)などが栽培されているが、ほとんどが家庭菜園の延長上規模のもので収穫量は少ない。なお、じゃがいも、イタドリ、ズイキ、ゼンマイは通年で購入可能できる。
    • 花き
      本川地区は隠れた山野草の名産地であり、四国では希少で珍しい山野草を見ることができる。現在はシーズンになるとウチョウランや各種山野草の販売が行われているがその規模は極めて小さい。
    • 畜産
      食肉用のきじの飼育及び販売が行われている。現在は3、4千羽程度の飼育数だが、積極的に販路拡大を行っており、空いた鶏舎を再利用することで増産に耐える環境もあるので、今後の動向が注目される。
    3.水産など
    • 淡水魚
      本川名産のアメゴ(アマゴ)は塩焼きや甘露煮などが観光施設などで振る舞われている。しかし、一時はアメゴの養殖が営まれていたが現在は行われおらず、養魚場が2箇所(最大4~5t)が空きの状態になっている。
    • 天然水
      過去に500mlペットボトルでミネラルウォーターを生産販売していた実績(平成12年4万本生産)があるが、現在は生産をしてない。

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    2013年10月19日土曜日

    瓶ヶ森ツアー 〜 紅葉の様子

    10月19日に高知の老舗旅館、城西館が主催する瓶ヶ森ツアーが開催され、私も添乗員さんのお手伝いということで同行させていただきました。

    今回は町道瓶ヶ森線の通行止めが影響し、瓶ヶ森のトレッキングは出来ないということで自念子ノ頭のトレッキング、一の谷やかたでの昼食、木の香温泉の入湯の三本立てのコースとなりました。
    しかし、当日はあいにくの雨、トレッキングはキャンセルとなりバスからの紅葉見学になってしまいました。

    というわけで、山の上はガスで司会が悪いんだろうなぁ、なんて思っていたのですが、いざ上がってみると視界は意外にも良好。曇にも関わらず土佐湾まで望めるという、私も初めてのシチュエーションでした。というわけで、紅葉の写真と合わせてご覧ください。
    (今回も天気が天気だけにスマホしか持っていかなかった私をどうかお許しください。。。)






    3日に登山道のメンテナンスに来た時はまだ紅葉のコの字もなかったのですが、この二週間くらいでだいぶ紅葉してきましたね。

    紅葉の後は昼食をいただき、温泉となりましたが、私は昼食後にお役御免となりました。

    本川地区の紅葉はまだ始まったばかり。是非この機会にお越しください。

    2013年10月18日金曜日

    とある日の瓶ヶ森

    ブログの更新が滞っておりますが、実は私、現在地域外で地場産業絡みの研修(OJT)をしていまして、なかなか本川の話題に触れることができません。

    ということで、今回は9月某日に町道の倒木を除去したときに撮影した写真を掲載しておきます。この日はめったにないくらいのドピーカンであまりにも景色が綺麗だったため思わず写真をとった次第です。作業後だったためスマホのレンズが曇っていて、かなり画質わ悪いのですが、そこはどうか想像力でカバーしてください(笑

    ※写真はクリックで拡大します




    パノラマ写真もどうぞ。