先日は、となり村の吾北地区の柳野で、シイタケの原木栽培を手伝わせてもらい。
その後に、イノシシのくくり罠の罠を自作することを学びに行って来ました。
本川地区では銃猟がメインですが、罠猟を学び、銃猟の迷惑にならないやり方で罠をはっていくことで、畑などの獣被害対策に貢献できるのではと考えています。吾北地区では罠猟が盛んで、その中でも僕らが教えてもらっている方は年間に30頭以上獲る方なので、僕は罠の師匠と思わせていただいています。
罠は購入すると1万円以上するようですが、自作すると、今回では2000円程度でした、また自作することでそれぞれの反省点から改良することもできるし、自分で作った罠で獲ったら感動もひとしおではないかと思います。
午前中はシイタケのほだ場にて、日光をまんべんなく原木に当てるための「天地返し」という作業を研修させていただきました、「鎧ぶせ」「合掌ぶせ」などで組んでいる原木を一度解体して天地を返してもう一度組むというなかなかの重労働。
お昼はなんと、罠の師匠が捕まえたイノシシを昼食に振る舞ってくださいました!
これ以上ない豪華さ!!
貴重なイノシシのスペアリブに皆が黙りこくって一生懸命にむさぼりつきました。
本当においしかった。
午後からは、罠の作り方講習。
ざっとひと通りの作り方を教えて頂き、それらを隊員間で協力しあって作りました。
吾北の隊員である小白さんは創る関係の仕事をしていただけに、先頭をきって僕とガクさんに指示を出していただきました、心強い味方です。
塩ビ管やワイヤー、スプリングなどを使って、いろいろな機械を罠の師匠に貸していただきながら作業を進めます。
小白さん持参のパイプカッターが大活躍、当てはめてクルッと回すだけで切れます。
塩ビ管なんてあっさり正確に切れるので便利でした。
共同の作業でチームワークができていくことが実感できました。
なんとか、終了予定時間ギリギリで完成!
この飛び出たスプリングを塩ビ管に突っ込んで、踏み板で止める、そして踏み板をイノシシが踏むと足首をワイヤーでがっしりと掴まれるという仕掛けです。
法で定められた基準がいろいろとあるので、勝手にデタラメに作ってはいけませんが、その中ではいろいろと改良できそうで、おもしろかったです。
12月に罠の免許試験があるので、絶対受かって、まずは借りている畑を獣から守ることをはじめていきたいと思います!
ワイヤーを編み込む技術というのもいろいろとあるようです。
吾北の藤倉隊員は僕らが罠を作っている間、ワイヤー編みを教えてもらっていました。
僕達もまたの機会に学びたいと思います。
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