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2013年4月30日火曜日

本川の気候

いの町の地域おこし協力隊に委嘱されて11ヶ月が経ちました。初めて本川に訪れたのは去年のGW明け、採用面接の時だったことを踏まえると、ほぼ本川の一年を経験したと言っても良いかと思います。そこで今回は改めて本川の気候について簡単に印象を記しておこうと思います。

※今回のグラフと数値は全て気温棟梁の統計によるものです。

本川の気候は大きく2つのことが言えるかと思います。それは

  1. 夏涼しく、冬寒い
  2. 特に夏場に雨が多い。
になります。

1については標高600mから800m程度のところに集落があるわけですから当然といえば当然ですが、ここは高知県、暑いところににこんな涼しい集落があるなんて想像していませんでした。下記をご覧ください。
高知県本川の気温と降水量の平年値(雨温図)
1981〜2010年のデータによる
平均最高気温の最高が8月の28度、平均最低気温が1月の-2.4度になっています。去年の夏はエアコンなしはもちろん、サーキュレーターを2回使った以外暑さ対策は不要でした。サーキュレーターもなんとなく使わないのがもったいないような気がして使ったにすぎません(笑)。冬は最低気温の最低が-7.4度、平均気温の最低が-3.4度でどちらも高知県で1位で、このグラフの印象よりは寒いです。しかし冬場の降水量が少ないため積雪は少なく、積もってもせいぜい30cm程度でした。蒸し暑い日本の夏が苦手な私にとっては天国のような気候です。夏の暑さを感じたければ車で町に降りれば一時間足らずで常夏です。そういう意味では、高知は暑い夏と避暑地を同時に楽しめる観光地と言って良いと思います。そんな楽しみ方はいかがでしょうか?

2は山の宿命と言えるかと思います。降雨量は6月よりも7,8,9月の真夏のほうが多いことが特徴です。日本にある1022の観測地点のうち本川の降雨量は26番目に多く、上位3%に入っています。ちなみに高知県下では6/16位なので特別上位というわけではありません。高知県の降雨量の多さがよくわかると思います。

というわけで、夏場の雨の多さが玉に瑕ではありますが個人的にはとても過ごしやすい気候だと思っています。上にも書きましたが、いの町周辺は常夏と避暑を両方楽しめる稀なスポットです。この夏にこんな高知を味わってみてはいかがでしょうか?

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