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2012年8月22日水曜日

地主神社の御神木が枯らされた


こんにちは、ガクちゃんの相棒けんちゃんが書かせてもらいます。
今日は、前に悲しい事件が起こったのでその話を報告しようと思います。
 僕の今住んでいるところは、旧本川村の脇ノ山というところです、脇ノ山にはだいぶ古い地主神社があるのですが、その地主神社には樹齢250年~300年ほどにまでなる大木があります。


なんとこの大木が何者かによって小さな穴を木の周りにドリルによってあけられ、その穴に除草剤を注入されていたのです。境内の管理をしている人が、御神木の枝が茶色に枯れていることを不審がり、林業関係の人に聴き。「これは絶対におかしい」ということになって、樹木医の先生に来て診てもらうことになりました。

 すると、樹の幹の土を少し掘り起こしたところに無数の穴を発見したのでした。樹というのは、表面の皮が栄養を吸って大きくなるので、表面に除草剤を注入されてしまい、水を吸い上げてしまうと、もう手の施しようがないようです。
このままでは、樹が枯れて道路に倒れてしまうかもしれないということで、地元の業者さんに来てもらって切ることになって、その作業を近所に住んでいるおじいちゃんたち(本川のおじいちゃんたちは林業のOBがとっても多いので御神木を切るというとじっとはしていません)と見学に行きました。


大きな樹なので、道路や他の樹がまきぞえにならないように、樹の上の方にワイヤーをかけて引っ張りながら反対の側面から切り込んでいくという作業が必要ですが、誰かが樹に登らないといけません、というわけで僕が登ることになりました。
靴を脱いで裸足で横の細い杉をよじのぼり、ワイヤーの先につないだ細いヒモを石に巻きつけておいて御神木の高いところの枝に放り投げてひっかけます。なんとか役に立ててよかった、と安心してる間に、ベテランのおじいちゃんが見たこともない大きなチェーンソーを使って切り、他の樹を傷つけることなく轟音を立てて倒れました。



林業OBのおじいさんが、薮に入っていきサカキを一本とってきて切り株に立てて手を合わせていたので一緒に手を合わせました
御神木があった神社を通るたびに、大きな切り株が、ちらりと見えてそのたびに、悲しい気分になります。



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