今日は本川の話しではありませんが、ご了承ください。
この記事で、ブログの投稿数が100本目になります。約3割は元相棒のけんちゃんが書いたものですが、よくここまで続けられたと思っています。
このブログはもともと本川の情報ポータルを目指して起こしたものなのですが、入隊時のイメージと実際の取り組みが大きく異なっていたため、イベントや仕事の紹介を中心としたものになっています。二年目となった今年、去年アップしなかったイベントを紹介して年中行事はほぼ網羅した感があります。そして8月末にけんちゃんが卒業したことをきっかけに、ここには書いていませんが、私の活動は定住のための収入を得るための活動へと大きくシフトしました。現在の私の活動はパブリックにPRするような性格のものではないのでここに挙げるつもりはなく、正直なところブログのネタも尽きてきました。月4本の記事をノルマにしてきましたが、これも良くても今年度が精一杯かもなあ、などと何となく思っている次第です。
そんな中、改めて自分とその周辺を見渡してみると、ふと思うことが多々あります。その中でも特に思うのが、産業振興の話しになると全てが絵空事になってしまうことです。そもそも問題提起が正しいのか、問題提起と解決方法に適合性があるのか、その方法は実現可能なのか、どういうプロセスで実現していくのか、などなどと言った話しは聞いたことがありません。また、それらを批判する声もあるわけですが、それもまた現実世界とはかけ離れたステレオタイプ的な空論に過ぎず、ただの評論なのです。究極的な発言が「もう根本的に変えなければいけない」というものです。はっきり言いますが、恐らくこの発言をする人は状況を変化させることを経験したことがないのでしょう。そして全てを真っさらにして始めることがどれだけ苦しいことなのか全く理解していないから言えるのです。
これから私が扱っていくつもりでいる商品やサービスがいくつかあるのですが、それらを実際に数字にしてみると、概算を出しきるまでもなく儲かりません。やり始める前から「こんなものでどうやって生きていくんだ?」と思ってしまうものばかりで正直なところ考えるだけで吐き気がしてきます。本当に工夫を重ねてニーズに合う付加価値の高い商品やサービスを提供していかなければならないことを痛感します。私の現状はまだ何も考えられていない状況ですが、それでも考えれば吐き気がするほどのプレッシャーを感じます。では、産業振興に関わる人達の中でどれだけ吐き気がするような思いをしながら事業を考えている人がいるのでしょうか?
「私のことを理解してください、認めてください」などと言い続けてみても何も変わりません。自分自身で考え、理解し、行動し、反省する。この繰り返しを続けてやっていかなければならない、そしてマーシャル曰く「Cool Head,but Warm Heart.」を忘れてはいけない、と自分に言い聞かせていく所存です。
というわけで、最後に「ラインホールド・ニーバーの祈り」を紹介して、今年の最後の投稿を終わりにしたいと思います。それでは皆様、よいお年を。
神よ
変えられるものを変える勇気を与えたまえ
変えられないものを受けいれる冷静さを与えたまえ
そして
変えられるものと、変えられないものとを
見分ける知恵を与えたまえ